ITをみんなが簡単に使えるように

IT とは

ITとは Information Technology (情報技術)の略称です。
現在では パソコンやモバイル端末を仕事や遊びなどに利用することを指す言葉でもあります。
パソコンなどのコンピュータ類は難しそうだな、苦手だな、と思う方もいると思います。
ほんとうに難しいのか? コンピュータは何がすごいのか?
以下を読んでいただければ、そんなに難しくないということがご理解できると思います。

コンピュータは難しい?

そもそもコンピュータは難しいのでしょうか?
コンピュータはそれほど難しくありません。
なぜ難しくないと言えるのか?
それは、コンピュータが基本的に ○ か × の判断しかできないからです。

コンピュータを表現するときに 下のような絵が使われることがあります。
( たしか映画「マトリックス」で使われていましたね。 )

ITはとてもシンプル 1と0の世界

ではコンピュータは何がすごいのでしょうか?
それは 驚異的な計算スピードです。
パソコンの頭脳といわれるCPU、その性能を表すときに
2 GHz ( ギガヘルツ )
というように書かれているものを見たことがあると思います。
これは
1 秒間 に 約 20 億回
の計算ができるということです。
その驚異的なスピードがわかっていただけると思います。

その計算スピードの結果が 私達の見ている綺麗な画像やエクセル、ワードといったソフトなどを作り上げているのです。ただし、根本は ○ か × の判断しかしないということです。

そう考えるとコンピュータは、頭の良い家電製品と言えるでしょう。

システムは便利?

仕事においてシステムは十分に役に立つのでしょうか?
はい 間違いなく役に立ちます。

”コンピュータは難しい?” の章で説明しましたが、
コンピュータの計算スピードはとてつもなく速いのです。
そして、その計算結果を情報として正確に記憶することができます。

仮に、ある会社で半年前に出荷した商品の1つにクレームが発生したとします。
この場合、どのような作業が必要でしょうか。
先方への謝罪は当然として、過去の資料から出荷伝票と入荷伝票を探しだして、同時期に入荷、出荷した商品について調べる必要があります。

1 入荷、出荷に関わった社内担当者は誰か?
2 どの仕入先から入荷したのか?
3 その担当者は誰か?
4 その商品を他の得意先に出荷していないか?
5 その担当者は誰か?
6 当時の状況はどうだったか?

システム導入前は大変

少し考えただけでもコレはたいへんな作業です。
それがシステムを利用すれば、ボタン1つで全ての情報が揃ってしまうのです。
こんなに便利なことはないでしょう。

他にも、事務作業を自動化することで人為ミスの発生を防いだり、在庫量や売上高をリアルタイムに表示することで経営判断の材料に利用できるなど、システムによる効果はとても大きいのです。

システムは不満だらけ?

「システムは便利?」 の章で説明しましたが
システムはとても便利なものです。しかし、システムを利用している企業の多くが利用システムに不満を抱えられているのも事実です。
う~ん どうしてでしょうか?
私は2つの課題があると考えます。

1つ目は、システムの開発者が顧客の業務をよく理解していないことです。

顧客の業務パターンを教科書のようなシステムパターンに合わせようとする開発者が多く存在します。実際の業務と合っていないシステムを利用すれば、とうぜん別管理が必要となり結果的に2重管理することになってしまいます。
逆に、全ての要望を無理にシステムに詰め込もうとする開発者も存在します。その場合、大きな費用が発生します。また、状況の変化(機能変更)に弱いシステムになる恐れがあります。

2つ目は、システムの利用者がシステムの特性をよく理解していないことです。

システムは計算することと記憶することに関しては天才です。ただし融通はきいてくれません。
正しい指示を与えれば正しい結果を教えてくれますが、システムが自分で考えて行動してくれることはありません。
システムは万能薬ではないことを理解していただきたいのです。

これら2つの課題は、開発側と利用する顧客側がお互いに理解しあい協力することで十分に解決できるものだと考えています。
ITPは、お客様と十分なコミュニケーションをとらせていただき、お客様のニーズにあった最適なシステムをご提供いたします。

協力してシステム導入後はハッピー

最適なシステムとは?

この問いに対する画一的な答えは、残念ながら存在しません。
では どうするべきか?

私の答えは1つ
企業とともに成長、変化できるシステムを導入、運用していくことです。

企業の中核となる業務と枝葉となる部分を明確に分け、中核部分は厳密にルール化し、枝葉部分はその時々によって柔軟に変化させます。特に、枝葉の部分はスピーディーに変化できるようにするべきです。

木を見て森を見ずはシステム開発においても愚の骨頂

私の考えるシステム化とは、単にコンピュータ・システムを導入することではなく業務の成果を最大限に発揮するための仕組みを作ることです。
もしかすると、すでに利用されている電子メールやファイル整理の方法を最適化することで効果を発揮するかもしれません。

コンピュータ・システムを導入、運用することで以下の項目を実現します。
そして、業務成果の拡大につなげましょう。

■事務処理の正確性向上
■各帳票作成の自動化による効率化
■在庫・販売など情報管理の強化
■クレーム時の迅速な対応
■効果的な情報収集・共有

ITPは、コンピュータ・システムの導入に限らず、お客様のニーズにあったITサービスをともに考えご提供させていただきます。